1519年、マゼラン一行が世界一周に出発する。
【暗記用俳句】 ♪マゼランの 一行行く(1519)よ 君も混ざらん?
マゼラン世界一周の概要
フェルディナンド・マゼラン(Ferdinand Magellan, 1480年 – 1521年4月27日)は、ヨーロッパから東洋の香料諸島(モルッカ諸島)への西回りでの渡航(とこう)ルート発見を目指して旅立ったポルトガル人航海者(こうかいしゃ)である。マゼランは、1519年にスペイン帝国の5隻の艦隊(かんたい)を率いて、スペインのセビリアを出発。南アメリカ大陸南端のマゼラン海峡(かいきょう)を発見し、太平洋に到達した。
マゼランは、航海半ばの1521年にフィリピンで戦死(せんし)したが、部下のスペイン人フアン・セバスティアン・エルカーノが艦隊(かんたい)の指揮(しき)を引き継ぎ、1522年に史上初めての世界一周を達成した。
マゼラン世界一周の影響と功績
人類初の世界一周を達成した艦隊(かんたい)は、「マゼランの艦隊」として後世に名を残している。その他、大マゼラン雲・小マゼラン雲、マゼランペンギン、宇宙探査機(うちゅうたんさき)マゼラン、小惑星(4055) Magellanなど、多くの物が航海者マゼランの名にちなんで名づけられた。
また、南米パタゴニアや太平洋の名は、マゼランが名づけたとされる。
マゼランの功績(こうせき)は、地球が球体であること(地球球体説)を立証し、太平洋の広大さの発見から地球のおおよその大きさを示して、世界の地誌(ちし)の確立に大きく貢献(こうけん)したことだ。
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