内閣制度ができる – 今日の語呂合わせ俳句年表

1885年、内閣制度ができる。初代内閣総理大臣-伊藤博文。

【暗記用俳句】 ♪内閣を いい母心(1885)で つくります

1185 内閣制度ができる

内閣制度とは?

内閣制度は、それまでの太政官制(だじょうかんせい)に替わる、新たな政府の制度。

太政官制(だじょうかんせい)は、1868年の「五箇条の御誓文(ごかじょうのごせいもん)」にある政治方針(せいじほうしん)実現のために設けられた制度だった。
その後、1881年の明治天皇による国会開設(こっかいかいせつ)の勅諭(ちょくゆ)の中で、1890年の国会開設(こっかいかいせつ)を目指すことを表明(ひょうめい)したことで、政府の中心だった伊藤博文(いとうひろぶみ)らは、それまでの太政官制(だじょうかんせい)に替わる政府制度(せいじせいど)を作ることに取り組むことになった。

そして、新たな内閣制度(ないかくせいど)の開始により、内閣総理大臣(ないかくそうりだいじん)や宮内(くない)、外務(がいむ)、内務(ないむ)、大蔵(おおくら)、陸軍(りくぐん)などの各大臣を置くこと、そして、内閣総理大臣(ないかくそうりだいじん)と宮内大臣(くないだいじん)を除く各大臣で内閣(ないかく)を組織することなどが定められた。

このような流れの中で、初代内閣総理大臣(ないかくそうりだいじん)には、それまでも政府の中心人物であった伊藤博文(いとうひろぶみ)が就任(しゅうにん)することとなった。

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