1920年、アメリカでラジオ放送が始まる。
【暗記用俳句】 ♪ラジオなら 育児は(1920)可能と 主婦絶賛
ラジオ放送の始まりと歴史は?
ラジオ放送の始まりは、20世紀初頭に遡(さかのぼ)る。1900年、カナダの技術者レジナルド・フェッセンデンが音声の送受信に成功し、これがラジオの基礎となった。彼は、1906年にクリスマスの挨拶(あいさつ)をラジオで放送。この技術革新(ぎじゅつかくしん)は、ラジオ放送の普及(ふきゅう)へとつながった。
1920年11月2日、アメリカ・ペンシルベニア州のKDKA局が世界初の公共ラジオ放送を行ない、アメリカ大統領選挙(だいとうりょうせんきょ)の開票結果(かいひょうけっか)を伝えた。この出来事は、ラジオが大衆(たいしゅう)メディアとして確立(かくりつ)される重要な瞬間だった。
日本では、1923年に関東大震災(かんとうだいしんさい)が発生。情報伝達手段(じょうほうでんたつしゅだん)としてのラジオの必要性が認識された。1925年3月22日、東京放送局(JOAK)が日本初のラジオ放送を開始。その第一声は、「JOAK、こちらは東京放送局であります」だった。この放送は試験的なものではあったが、日本におけるラジオ放送の歴史が始まった瞬間だった。
その後、1926年には、東京、大阪、名古屋の3つの放送局が統合(とうごう)され、社団法人(しゃだんほうじん)日本放送協会(NHK)が設立(せつりつ)され、全国的なラジオ放送網(ほうそうもう)が整備(せいび)されていった。
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