日宋貿易 – 今日の語呂合わせ俳句年表

1167年、日宋貿易(にっそうぼうえき)の開始。

【暗記用俳句】 ♪曜日 い(1-)い色並(167)べる 空の上

入宋貿易 2コマ漫画

日宋貿易とは?

日宋貿易(にっそうぼうえき)は、日本と中国の北宋(ほくそう)・南宋(なんそう)との間で行われた貿易。
10世紀から13世紀にかけて行なわれた。
日本の時代区分でいえば、平安時代の中期から鎌倉時代の中期にあたる。

日宋貿易は、誰が何故行なった?

日宋貿易は、平忠盛(たいらのただもり)が、当時「宋(そう)」と呼ばれていた中国と活発に貿易(ぼうえき)を行ない、大きな利益を得ようとして行なった。

894年に遣唐使が停止されて以降、日本と周辺諸国との国交(こっこう)は、仏僧(ぶっそう)の往来を除き、公式には途絶(とぜつ)していた。
しかしながら、宋(そう)の商人が来航(とこう)し、私貿易は続いていた。
宋が硫黄(いおう)や木材を必要とするようになると、日本との貿易は徐々に活発になった。

平忠盛(たいらのただもり)は、この宋との貿易に目をつけ、貿易で利益(りえき)を生むようになった。
さらに、平清盛(たいらのきよもり)は日宋貿易を拡大。その結果、利潤(りじゅん)が平氏政権の経済基盤(けいざいきばん)となるまでに成長。
そればかりではなく、宋銭(そうせん)が流入(りゅうにゅう)することで貨幣経済(かへいへいざい)が発達するなど、日宋貿易は日本の経済や文化に大きな影響を与えた。

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