1989年、ベルリンの壁が崩壊し、東西ドイツの行き来が完全に自由化。
【暗記用俳句】 ♪ベルリンの 壁がなくなり いい空白(1989)
ベルリンの壁崩壊とは?
1961年に、東ドイツの国民がベルリンを経(へ)て西ドイツへ逃亡(とうぼう)するのを防ぐため、ベルリンに壁が作られた。
その後、1989年に東ドイツ政府が事実上の旅行自由化を発表。これをきっかけに、ベルリンの壁に市民が殺到(さっとう)し、壁は取り壊された。
これが、ベルリンの壁崩壊(ベルリンのかべほうかい)である。
この、ベルリンの壁崩壊(ベルリンのかべほうかい)をきっかけにして、東西両ドイツ統一への流れが一気に加速(かそく)。ついに1990年に統一(とういつ)が実現した。
ベルリンの壁崩壊後の影響は?
ベルリンの壁(ベルリンのかべ)は、東西冷戦(とうざいれいせん)を象徴(しょうちょう)するものだった。
が、この壁が崩壊(ほうかい)し、東西ドイツが統一される流れができたことで、アメリカとソ連は冷戦(れいせん)の終結(しゅうけつ)を宣言(せんげん)した。
そして、ベルリンの壁(ベルリンのかべ)が崩壊(ほうかい)したことによる影響はこれにとどまらず、東欧諸国(とうおうしょこく)にも民主化運動(みんしゅかうんどう)として広がっていった。
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