710年、元明(げんめい)天皇が平城京へ都を移す。
【暗記用俳句】 ♪奈良遷都? ほな今(710)鐘を 鳴らさんと
平城京(へいじょうきょう、へいぜいきょう)は、奈良時代に日本の首都であった都市である。
平城京への遷都は、文武天皇在世中の707年(慶雲4年)に審議(しんぎ)が始まり、708年(和銅元年)には元明天皇により遷都の詔(みことのり)が出された。しかしながら、710年(和銅3年)3月10日 (旧暦)に遷都されたときには、内裏と大極殿、その他の官舎が整備された程度で、寺院や邸宅は山城国の長岡京(ながおかきょう)に遷都するまでの間に、段階的に造営されていったと考えられている。
そして、恭仁京(くにきょう、くにのみやこ)や難波京(なにわきょう、なにわのみやこ)への遷都により、平城京は一時的に放棄されるが、745年(天平17年)には再び平城京に遷都され、その後784年(延暦3年)に長岡京に遷都されるまで、政治の中心地であった。
コメント